4、可視と不可視の両有する五次元

 五次元の世界観には、無と言う空間も天国も西方十万億土も無いのである。

 有るのは、現世のこの世界だけである。ここに地獄も浄土も混在しているのだ。

 この世界だけといっても、この地球上だけの話ではない。大宇宙全体がこの世なのである。

 この宇宙の中では、必ず生物の住める星があり、文化施設が進んでいるか、同じか、遅れているか、の差はあるだろうが、存在する事は考えられる。

 でも、いまの科学技術でその星まで行くのには大変であろう。

 いま、活きているときは、この地球上しか住む事が出来ないが、死という現象によってその魂は五次元に冥伏する、ことで姿は無いのであるが。それゆえ場所も特定できないし住所も無いのである。ただ、現世にある縁の強い方に呼ばれると、塔場とか墓石に観じて来ているのである。

 もし、何かの大災難などで、地球上に住める場所が無くなると、自分の因に依った縁によりそちらの星に生を受けることが出来るのだ。

 今の私たちも、あるいは一部かも知れないが、異星で一期生を終わらせ、この地球に生を受けたのかも知れないのだ。

 いま生きている私も、見えている部分と、心と云う見えない部分が、両有していると云えよう。